看護師長や先輩に、私ばかり目の敵のように毎日怒られる。
そういえば、看護学校でいじめられてた…。
看護師1年目で同期よりも仕事を覚えるのが遅く、看護技術の習得も遅れている。
でも、仕事は続けたい。
看護師の入職1年目は誰にとっても、肉体的・精神的に厳しいもの。
誰しも1年目は看護師長やプリセプターから度々怒られます。
そこに愛があるかどうかは大事ですね。
厳しくも愛があるのか、親身なのか、まれに”いじめ”が入ってしまうこともあります。
先輩も人間ですから決して完璧でありません。
感情的に、理不尽に思えることもあるでしょう。
病院でいじめあったらどうする?
仕事の遅さがいじめられる要因になっている場合
看護技術の習得スピードが違うのは、人それぞれ学習スタイルが違うから
看護師によって要領よく仕事や技術を覚えて、短期間に伸びる人が確かに居ます。
そういった人に比べてあなたは、能力として劣っていると感じているのだと思います。
映像・イメージで物事を認知したり、考えたりする傾向がつよく脳内の情報処理が早い人ではないかと思います。
ただし、そういう要領の良い人は、知識や技術の習得に“深さ”が無い可能性があります。
また、飽きっぽかったりします。
誰しも順調に行かないときがいずれ来ますが、そんなときに挫折しやすかったりします。
一方、仕事を覚える看護師さんは、脳内の情報処理があまり早くなくとも、理解に“深さ”があるのだろうと思われます。
一つ、一つ、確かめながら、看護技術の裏付けを取ろうとするから時間がかかったりするわけです。
なぜ?どうして?という疑問もわきやすいかもしれません。
看護師によって生来の学習スタイル、技術習得スタイルがあること、つまり“個性”があることは理解しておくと、精神的な助けになるのではないでしょうか。
いつか見返してやろうと決意する
「いつか看護師として一人前になって見返してやる!」
ちょっとテクニック的ですが、シンプルな考え方だと思います(笑)
あなたは、おそらく“大器晩成型”。
まだまだ、延びしろがあって、これからの方です。
いじめにあっているとしたら、運が良かったのかもしれません。
いじめて下さる方を見返してやろう!というエネルギーを頂いているのですから。
「あと1年は辞めてやるものか!」
なんて、心の中で叫んでみてもいいかもしれませんね^^
そして、少しでも心に余裕ができたら、何か一つでも学び取ってやる、技術習得してやる、と意識するといいかもしれません。
転職するにしても、きっと次のキャリアにも繋がります。
いじめを看護師としての成長の糧とする
もし、運悪くいじめにあったら、選択のときが来たと考えると良いかもしれません。
それでも、その病院・病棟の看護師として勤務し、成長の糧とするか。
他の病院へ転職を考えるか。
いじめに耐えるなら、せっかくの機会ですから看護師として、人として精神を急速に成長させる道を選びましょう。
いじめを乗り越える!看護師のためのセルフトーキング術
こんな質問術、セルフトーキングがあなたの助けになるかもしれません。
先輩看護師の私に対する態度や言動は、“いじめであるように私は認識している”。
今、私はとても苦しく感じている。でも、そのことを自覚していて、自己成長のために、“あえて”この病院で看護師を続けるとしたら、どのくらいの期間は精神的な健康を保てるだろうか?
それまで勤務を続けることは、私の看護師としての経歴にどんな恩恵をもたらすだろうか?
いずれ転職するとしても、私は、この機会をバネにしてどのように成長できるだろうか?
それとも、今、すぐに看護師を辞めたとしたら、5年後、10年後の自分は、今の自分になんと言うだろう?
今、しばらくの間、この病院での勤務を続けるとして、精神的・肉体的な負担を和らげるために、できることは何だろう?
意識すると良いこと何だろう?
あなたは看護師として成長過程にあります
あなたは、今、看護師として、きっと貴重な経験をしているのだと思います。
5年後、10年後、あなたが看護師をつづけているかどうかは分かりませんが…
同じ病院にいらっしゃるか、
他の新しい病院にいらっしゃるか、
それとも、看護師以外の職につかれているか、
いずれにしても、
あの頃はよく頑張った。良く耐えた。
という日が来るのではないかと思います。
きっと、今の経験があなたの人生の糧となっているはず。
看護師は、1年目、3年目、5年目と、
初めは仕事を覚えるのに苦労し、
仕事を覚えてきたら、今度は次第にチームの中で責任度が増してきます。
それぞれの節目で色々なことがあると思います。
職の、人生の選択が続きます。
看護師は大変だけど、
でも、だからこそ、生きている。
やりがいはある。社会に必要な仕事。
今は辛くともさらに何ヶ月か、1年、2年看護師として経験を積めば、きっと自己成長を感じられるようになると思います。
もう少し自分を信じてあげましょう。
せっかくのご縁です。私は、あなたを信じたいです^^